平行線の伸びる先

 

ドラマ『体感予報』Blu-ray&DVD BOX発売おめでとうございます🎉

 

ドラマ『体感予報』からうまれた短歌たちをまとめました

ドラマ内のセリフや描写の話もしています

解釈違いはお許しください

 

何か問題がありそうならすぐ消すので言ってください

 

 

 

1話〜5話

僕たちの共通言語=天気予報誰も知らない呪文「晴れです」

1話

たとえ目が合ってなくてもさ、分かるよお前に穴あけちゃったらごめん

3話 瀬ヶ崎瑞貴視点

瑞貴の「こいつ、俺のこと大好きだよな」「見てりゃ分かるよ」より

鳥籠を用意したのは俺だけど入ってきたのはお前なんだよ

瀬ヶ崎瑞貴視点

もうここに入ったくせにお前まだ俺から離れるつもりなんかよ

2話 瀬ヶ崎瑞貴視点

ねぇ俺に何を求めてたんだっけどうしたらそこにいれるんだっけ

5話 棚田葉視点

望むもの全部あげるよ、あげるから、お前の世界(そば)に俺を置いてて

5話 瀬ヶ崎瑞貴視点

瑞貴の「金か?なんか欲しいもんがあるなら買ってやる」より

このセリフめちゃめちゃ悲しいな〜と思い ダヨちは自分の気持ちにやっと気づいた(納得した)けど瑞貴は2話の酔ったダヨちの「いっぱい稼いで、はやくこんなとこ出ていくんだ」がずっと頭の中にあって、それが完全には解決しないままダヨちに嘘をつかれている、本当に出ていくのかもしれない、と思って出た引き留めるセリフがこれなの、リアルに頭を抱えました

どうでもいいお前に何もなくたって俺を見ていてくれさえすれば

5話 瀬ヶ崎瑞貴視点

気づかない お前が見ていてくれるから息がしやすくなってることを

瀬ヶ崎瑞貴視点

気づかない あんたに見られてると息がしにくくって嬉しい(くるしい)ことを

棚田葉視点 「気づかない お前が〜」と対(セット)になっています

 

 

6話7話(まんなか2首は再掲)

お互いに“自分の前でも笑ってほしい”と相手に思っているのがいとおしくてだいすき

一番連作っぽい

笑わないじゃなくて笑わなくていいことがなにより平穏なのに

瀬ヶ崎瑞貴視点

あんな顔向けられたことあったっけ 曇天は広く晴れ間を知らず

瀬ヶ崎瑞貴視点

もうこんな笑顔は直接受け取れない 曇天を裂く光は遠く

棚田葉視点 「あんな顔〜」と対

笑うにはあまりにあんたが近すぎるずっと見惚れて、見蕩れて、おちて

棚田葉視点 「笑わない〜」と対

EDのダヨちの視線がだいすき ふたりの関係性を知らなくてもあの視線を見たら惚れてるんだ、ってわかる

 

 

8話

こいつまだ全然なんもわかってねぇ教えてやるから覚悟しとけよ

瀬ヶ崎瑞貴視点

ドラマが進むにつれて瑞貴、がんばれ!🥺の気持ちになっていきました

推しカレ!のセリフを借りたとはいえちゃんと目を見て告白したのに「一般人に、漫画読みあげられるのって、あんまり…」って言われたのさすがに不憫すぎて瑞貴よしよしクラブを創設してしまいました(何?)

しょうがないだってあの人こんな俺なんかをすきになったらしいし

棚田葉視点

万さんとのカフェのシーンより

スマホ見て「しょうがないなぁ」と微笑むダヨちが綺麗だった

悪くないだけでその顔見れるんか うららかにひらく快晴を知る

瀬ヶ崎瑞貴視点 「あんな顔〜」の続き

8話ラスト カレーを食べているシーンより

ここがアドリブなのすごいしそのあと下向いて笑ってるダヨちがめちゃめちゃかわいくてありがとうございます……の気持ち

おかえりの一言でそんな顔するの? 曇天を裂く光を掴む

棚田葉視点 「もうこんな〜」の続きで「悪くない」と対

僕たちのアイことば目を合わせてさ「おかえり」「ただいま」それからあとは、

「僕たちの共通言語〜」と対

対になっている短歌よりも柔らかくできたらいいなと思いながら詠んだ歌

笑い合う二人は晴れた箱庭であの日のカレーに甘さを足して

ダヨちカレーの隠し味にチョコ入れる高等テクニックできるようになったんか!?って思ったら全然野菜炒めてるときに入れててなんか安心しました ゆっくりでいいよ

 

雨上がり大きく息を吸い込んで葉が隣にいる日常が

瀬ヶ崎瑞貴視点

雨上がり大きく息を吸い込んで ねぇ、明日は、よく晴れますか?

棚田葉視点

雨上がり大きく息を吸い込んで明日の天気はふたりで決めよう

 

 

ネトフリ配信記念

本当は雨も案外きらいじゃない必ず止むと知っているから

棚田葉視点

ダヨちって自分に自信がないだけで弱い存在でも守られないといけない存在でもないしなんならちゃんと芯があって強そうだよな〜と思って詠んだ歌 瑞貴に心の中(たまに口に出てる)で悪態ついてるのが結構すき

ドアを開けゆっくり靴を脱いでいることをおまえは知らなくていい

瀬ヶ崎瑞貴視点

あの約束を交わしてからとろいダヨちのためにゆっくり靴脱いでさりげなく待ってたらかわいいな〜という願望 ダヨちはそんなことしてる瑞貴に絶対気づかないけど

8話後のせがだよが本当に見たいので何年後でもいいからseason2をお願いしたい できればドラマで……

あとまんあつスピンオフも見たい

 

1話〜8話

天気とか自然にまつわるワードを入れたかった

柔らかな春の陽射しに混ざり合う緊張感が僕の手を取る

1話 棚田葉視点

こぼれ落つ言葉を溶かす雨の音 てるてる坊主は笑ってくれない

2話 棚田葉視点

ティッシュでてるてる坊主作って微笑むダヨち 嫌いを否定できなかったダヨち

穏やかな風に応援されているきらいじゃないよ、あんたも同じ?

3話 棚田葉視点

デートシーン最後のポールを避けるつもりだった増子さんとそこで離れかけた増子さんを自分の方に引っ張る樋口さんの話はもう一生擦る それぞれの役解釈が奇跡的な融合をしているだいすきなシーン

ダヨちの「信じていい?」の声がめちゃめちゃすきだった ダヨちが瑞貴に抱き起こされるときに首(頭)を残してたの天才‼️天才‼️って拍手しました これはダンスする人の思考ゆえできたことだと思ってるので……🫶

曇天を生むも晴らすもあんた次第 恋ってこんなものでもいいの

4話 棚田葉視点

真っ黒な海に投げ出された僕をどうしてすくいあげてくれるの

5話 棚田葉視点

洗濯機にもたれて一点を見つめるダヨちのシーン、光で海に溺れていくダヨちを再現してたのめちゃめちゃ綺麗ですきだった

ここのモノローグもすき(モノローグ全部すき)

太陽に愛された葉の匂いとか雨を報せるひこうき雲とか

6話 棚田葉視点(大学生時代)

回想シーンは基本外での撮影だったから自然光がたくさん入ってきらきらしているのが恋の始まりっぽくてきゅんとしました

あの日まで酸素が1%足りなくてお前がいなきゃ息もできない

7話 瀬ヶ崎瑞貴視点

ここにきてガッツリ瑞貴視点が挟まれるの、構成うま〜!!!と唸ってしまった

7話が盛り上がるのってこれまでダヨち視点をベースに話が進んできたからだと思うんですが、今までの瑞貴の行動とか言葉の本質(理由)がわかっていくのがすごいおもしろかった

きっとまだ言葉足らずなままだけど向き合ってまたカレー食べよう

8話 棚田葉視点

全話見て、なんかこのふたりなら大丈夫かなと思った これからもずっとすれ違い続けるだろうしまだ相手へのデカすぎる愛情を伝えるのは下手くそかもしれないけど、でもちゃんと愛しているし愛されていることに気づけたから、大丈夫なんだと思う

 

Blu-ray&DVD BOX発売記念💐

せがだよのふたりと平行線のまま交わることのないの短歌

家を出てまず空を見る習慣に気づいたときのちょっとした照れ

あの雲は怪獣じゃないらしいけど「あ、犬だ!」って指をさしちゃう

特売を狙う毎日あの人もチラシを見たりするんだろうか

葉に乗った露にそーっと触れてみる瑞々しさに朝を感じて

完全なテラリウムにはまだ少し不完全なふたりの毎日

太陽が何より強く何よりもやさしいことを知ってたらいい

雨の日も風が吹く日も晴れた日も遠いどこかのふたりを想う

カレーにはチョコひとかけら彼らには何もいらないきっとなんにも

 

以上でせがだよ短歌全40首です!(40⁉️)

 

 

改めて、『体感予報』という作品に関わる全ての方へ感謝とだいすきの気持ちを伝えたいです

そしていつかまたふたりの日常を覗き見できる日が訪れますように!

最後までお読みいただきありがとうございました🍇